京都市中京区の内科・循環器科・糖尿病内科 医療法人 鳥居内科

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高血圧

高血圧は国民病と言って過言ではありません

高血圧は日本で最も患者数が多い病気、推計では4,000万人以上が有病者とされ、まさに国民病と言って過言ではありません。

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている病態のことをいいます。血圧とは心臓から送り出された血液が血管の壁に与える圧力のことです。従って血圧を規定する因子には、心臓から送り出された血液の量と、その血液の圧力を下げるために必要な血管の拡張性の二つがあります。心臓から送り出された血液の量が増加、血管の拡張性が低下することで、高血圧が発症します。

血圧を高いまま放置すると、すなわち血液が血管の壁に与える圧力を高いままにすると、血管が通常より早く老化、弾力性が失われて硬くなり(動脈硬化)、更に血圧が高くなることで悪循環に陥ります。自覚症状がないまま動脈硬化が進行し、脳卒中や心臓病などの合併症を発症します。生命の危機に直面し、また生活の質が低下します。

高血圧の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法によって適切に血圧をコントロールし、これら合併症の発症予防、また進行抑制をすることです。生活の質を向上し、幸せな人生にすることが最大の目的です。

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鳥居内科の高血圧 診療

■診断

高血圧の診断

高血圧は本態性高血圧と二次性高血圧に分類されます。本態性高血圧は全体の9割以上を占めており、遺伝因子に食事やストレスなどの環境因子が加わって発症します。二次性高血圧は原因疾患があって発症する高血圧のことで、腎実質性高血圧や腎血管性高血圧、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫、甲状腺機能異常などがあります。二次性高血圧には完治するものがあるので、出来るだけ鑑別診断するよう努めています。

また白衣高血圧(診察室では血圧が高いが、日常生活で血圧は正常)や仮面高血圧(診察室では血圧は正常だが、日常生活で血圧が高い)、脳卒中や心筋梗塞の危険性が高い早朝高血圧(昼夜の血圧は正常だが、起床時の血圧が高い)を診断するため、家庭での血圧測定を積極的にお勧めしています。

■動脈硬化の検査

コレステロールなどがたまって狭くなった血管

脈波図で血管の硬さや詰まり、血管年齢を測定し、頚動脈エコーで血管壁を観察しています。

動脈硬化ネットでチェック>>

■治療

高血圧の治療

塩分を減らした食事、適度な運動、肥満の是正、適切な飲酒量、禁煙などを助言しています。個々の病態に応じて脳や心臓、腎臓など全身臓器をいかに守るか考え、数多い高血圧治療薬の中から、お一人お一人に最適な薬を選択するように心掛けています

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