京都市中京区の内科・循環器科・糖尿病内科 医療法人 鳥居内科
タバコの煙には4,000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち250種類以上は有害物質(60種類は発がん物質)です。喫煙はこれら有害物質を吸い込むことで、様々な病気のリスクを高めます。喫煙者本人だけでなく、受動喫煙者においても病気のリスクを高めます。喫煙を続けることで、寿命が10年短くなるといわれています。
不妊症、流産・早産、胎児の発育障害、胎盤の異常、乳児突然死症候群など、喫煙者本人と胎児・乳児の様々なリスクを高めることが明らかとなっています。
タバコを止められない大きな理由は、禁煙によるニコチン離脱症状です。これはタバコの煙に含まれるニコチンがもつ強い依存性が原因です。ニコチン依存症といい、治療が必要な病気とされています。病気は"強い意思"だけでは治せるものではありません。
「禁煙しよう」と決めたら、禁煙外来を受診されることをお勧めします。薬を使うことでニコチン離脱症状を和らげ、楽に禁煙へ導きます。
「自分のため」「家族のため」「友人のため」に禁煙しませんか?